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短歌

2022.12.18 10:00
2022.12.09 02:28
2022.11.20 06:25

本棚に眠っていたのを抜き取ってあたらしく知る私は今日だ

2022.11.20 06:25

降るような歌声に身を震わせて私は一筋の糸になる

2022.11.20 06:24

平等に思い出になってゆく彼ら私は標本作りをやめたい

2022.11.20 06:24

頬を撫でしずかに街を渡る風あなたもきっと知っているだろう

2022.11.20 06:19

みずうみをつくろうとして青色の絵の具とくとき凍る指先

2022.11.20 06:16

のほほんととぼけかましていきましょうナンセンスビューティフォーライフを

2022.11.20 06:16

ベランダで私の白さを磨く朝ちらつく雪と老人ホーム

2022.11.20 06:15

音のなか揺られていよう浅いとか深いとかもういいではないか

2022.11.20 06:15

立ち読みで済ませて帰る冬の午後屋根に佇むカラスが青い

2022.11.20 06:14

吐き出した声の残響汚くて確かに傷つけたことを知る

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