一日のうちに ほんのひとときでも
無限を感じる時間があるといい
それは小さな灯りのもとで
コーヒーを淹れるひととき
ただひとつのカップに向かい合い
ととと、とお湯を注ぐ
部屋を暗くして ろうそくに火をともし
ジャズなどかけて コーヒーをすする
身体の中で詩が香りだす
掻き消してしまわぬように
そっと手帖に記しておく

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